大型の鳥に憧れているけど、鳴き声が大きく長寿な大型の鳥は、住宅事情や自身の年齢などが障壁になり、お迎えとなると難しいのが現状です。
それでも、大型の鳥には大型の鳥の良さがあり、多くの愛鳥家たちが、大型の鳥たちと触れ合いたいと思っているはず...
私もその中の1人です。
そんな人たちにとって、鳥たちと時間の制限なし(混雑時は、1時間制。)で触れ合うことができ、大型の鳥も居て鳥の種類が多い『鳥のいるカフェ千駄木店』は気になりますよね。
今回は、『鳥のいるカフェ千駄木店』の店の中の様子や料金システム、触れ合える鳥の種類などを、感想を交えてお伝えしていきます。
鳥と本気で触れ合える場所を探している方は、是非参考にしてください。
鳥のいるカフェ千駄木店入り口外観
東京メトロ千駄木駅を降りて、徒歩3分の場所に位置している『鳥のいるカフェ千駄木店』。スーパー方向音痴の私でも、Googleマップを使って、迷うことなく到着することができました!
それでは早速、お店の中の様子を一緒に見ていきましょう。
店内入り口でお出迎え
中へ入ると、フクロウやハヤブサが出迎えてくれます。
カウンターに、頭を撫でても大丈夫な子と、触るのがNGな子について注意書きがありました。フクロウは大丈夫で、ハヤブサはNGおさわり禁止です。
私は初めての鳥カフェに興奮しすぎていたため、フクロウの隣にいたハヤブサをフクロウだと勘違いしてしまいました。その結果、思わずハヤブサの頭を触ろうとしてしまい、全力で拒絶されてしまいました。
ハヤブサさんごめんなさい。フクロウもハヤブサも、思っていたより小さくて目がクリクリしていて可愛いです。
カウンター横には、鳥のおもちゃがたくさん並んでおり、ちょっとした鳥グッツの販売もあました。
いよいよ、触れ合いルームのご案内です!
鳥たちとの触れ合いルーム
触れ合いルームに入る前に、ロッカーに荷物を預け、ポンチョを被ります。(ロッカーもポンチョの貸し出しも無料でした。)
『鳥のいるカフェ千駄木店』は、カウンターで飲み物の販売がありますが、席についてゆっくりとくつろぐカフェのイメージからは、ほど遠いと思います。
なぜならここは、鳥たちとの触れ合いがメインだからです。鳥まみれになって、思う存分触れ合いたいという人には、最高の場所だと思います。
胸の高鳴りを抑えつつ、触れ合いルームの扉を開くと、100羽以上の色んな種類の鳥たちが、自由に気ままに過ごしていました。
こんなに多くの種類の鳥と触れ合える場所は、正直ここ以外にないと思います。鑑賞ではなくて、ガチンコの触れ合いです。正に鳥の楽園。
こちらから近づいていかなくても、鳥たちの方から頭や肩にとまってくれます。
放鳥ルームにいた鳥たちの特徴
本当に人によく慣れていて、齧っても甘噛みでみんな優しいです。種類によって好物が違うので、スタッフの方が、どの子がどんなものを好むのか教えてくれます。
ナキサイチョウ(マスコットバード)
- フルーツが好き
- 大きなくちばしと長いまつ毛が特徴で、見た目の迫力とは裏腹に、とても甘えん坊さんでした。頭やくちばし周辺を、思う存分カキカキさせてくれます。
投げたフルーツをクチバシで器用にキャッチする芸も見せてくれます。
シロムネオオハシ(マスコットバード)
- フルーツが好き
- 大きなくちばしが大迫力のオオハシさん。大きいくちばしに一瞬ドキッとしましたが、おっとり系で噛んだりとかもなく、大人しい子でした。
シロハシサギ(マスコットバード)
- 魚が好き
- 置き物かと思うくらい、ジッとして動きません。魚をあげることも可能ですが、私があげようとした時は、タイミングが悪く満腹だったので見送りとなりました。
ギニアエボシ
- フルーツが好き
- スタッフの方が、ステップアップ練習中で、まだお客さんの手に乗ったことがないと仰っていましたが、なんと初めて手に乗ってくれました!!これは嬉しい!!!控えめで大人しい可愛い子でした。
こんな風に、鳥さんの初めての瞬間に立ち会える喜びもあるかもしれません。
ウロコインコ
- シード類が好き。粟穂キャンディという名の、紙に粟穂が包まれているフォージングトイをあげたら、夢中で破壊しながら食べていました。
- こんなに小さいのに、大型の鳥にも動じず、おやつを独り占めしようと、他の子を、文字通り足で蹴散らす姿が面白くて、とても可愛かったです。足でおやつをつかんで食べる姿に、知能の高さを感じました。
コガネメキシコインコ
- 野菜やフルーツが好き。
- 明るくビビッドなビタミンカラーが自慢のコガネメキシコインコ。触れ合いを通して、南米生まれの鳥たちは、心なしかとても陽気な性格をしているように思いました。この子たちも、足でおやつを掴んで食べます。知能の高さを感じます。
モモイロインコ
- 野菜やフルーツが好き。
- 大型オウムのモモイロインコ。いたずら好きでマイペース。わたしのスニーカーの紐がお気に召した様で、ずっと遊んでいました。ずしっとしっかりした重みが何とも可愛い。気が付くと近くに居ます。
スニーカーの紐の先はボロッとなりましたが、可愛いので許せちゃいます。
オキナインコ
- 野菜やフルーツが好き。
- 何と言っても、このまるまるモフモフのフォルムがたまりません。放鳥ルームの中で一番大きな鳴き声でアピールしていました。
ウェーブする様な独特な動きも印象的でした。
コールダック
- たぶんミルワームが好き。(おやつの説明を聞き忘れてしまいました。)
- 小学校の時、学校で飼育していたアヒルより、一回り小さい(多分)コールダック。真っ白の体に黄色のリアルアヒル口がキュートです。何気なくそこら辺をウロチョロしていました。
トガリオインコ
- 野菜やフルーツが好き。
- 日本では珍しい鳥みたいですが、ここではたくさん居ました。寄り添って一列にとまって寝ている姿が愛しいです。
瑠璃コンゴウインコ・紅コンゴウインコ
- シードやフルーツが好き。
- 何と言ってもこの大きさ。乗っかってくるとずしっとしっかりした重みがあります。大きいくせに甘えん坊で、ずっと抱っこしていたくなります。この重みが尊い。
料金システム(2023年11月時点)
- フリータイムは何時間いても、1850円(税込)。これ以上の料金はかかりません。(混雑時は1時間制。)
- 3歳まで無料。(こどもだけでの入店はできないので注意です。)
- 放鳥ルームに時間内に何度でも無料で入ることができる。(混雑時は節度ある行動をお願いします。と書いてありました。)
料金がとてもシンプルなことも好印象でした。
- おやつ(鳥たちにあげるおやつが、ガチャガチャのカプセルに入っていて、カプセル1個100円で購入できます。1,000円のチケットは、12個分なので少しお得です。)
お財布を持って中へ入らなくても、放鳥ルームの中で、ツケでおやつの購入ができます。ツケの場合、帰るとき清算します。
全体の感想
珍しい鳥に会いたい、鳥とガチンコで戯れたいと思っているなら、本当にお勧めできる場所だと思います。
スタッフの方曰く、恐らく花鳥園よりも多くの鳥と触れ合えるはずとのことでした。
本当に人によく慣れていて、頭や肩や手にたくさん乗ってきてくれるし、至近距離で可愛いしぐさを惜しみなく見せてくれます。
また、店内はよく清掃されていて、嫌な臭いなどもなく気持ちよく過ごせますし、水浴び場がお洒落でした。
服装のポイント
ポンチョを着ているので、うんちで服を汚す心配はないと思いますが、鳥たちは、フードから伸びる紐を齧ったり、携帯ケースの端を齧るのが大好きです。
鳥さん主導ですので、動きやすい汚れてもいい服で行くのがベストです。放鳥ルーム内は、鳥に合わせてとてもあったかい、何なら少し蒸し暑いので調節できる服だといいと思います。
最後に
大型の鳥と触れ合いたいと思い立ち、『鳥のいるカフェ千駄木店』に行ってみましたが、何故もっと早くに行かなかったのかと後悔しました。
鳥好きの私にとって、ここまでしっかりと鳥と触れ合える『鳥のいるカフェ千駄木店』は、まさに楽園。大型の子も中型の子も、珍しい種類の子もとても可愛くて癒され放題です。
色々な子と触れ合って、それぞれの良さを知って家に帰ってきて、やっぱりうちの子が一番可愛いなって思うのもまた幸せです。
鳥たちの温もりに触れて、心にたっぷりエナジーチャージできました。
夢の様な時間を過ごせて幸せです。
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