双眼鏡一つで世界が変わる!定例手賀沼探鳥会に行ってみた

定例手賀沼探鳥会に行ってみた 行ってみた

毎月第2日曜日におこなわれる、手賀沼とその周辺地域の探鳥地を巡る定例の探鳥会。

ジャパンバードフェスティバル1で、我孫子野鳥を守る会2の方にコブハクチョウを教えて頂き、初めてスコープを覗かせて頂き、興奮したまま手賀沼親子ふれあい探鳥会3に参加しました。それがまた楽しすぎて、帰り際に定例探鳥会も是非きてくださいと言って頂けたので、定例探鳥会の参加は必然でした。

やっぱり鳥が好き...。鳥のことが好きな人が好き...。もう、情熱が止まりません。

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定例手賀沼探鳥会2023年12月

はじめましてのご挨拶

はじめましての人の、自己紹介の時間を設けて頂き、皆さんの前に出て簡単な自己紹介をしました。名前、住んでる地域、定例探鳥会に参加しようと思ったきっかけなどを紹介させて頂きました。皆さんに受け入れて頂けてありがたい限りです。嬉しい。

初めて参加の方の中に、親子ふれあい探鳥会の時に同じ班だった方がいたり、コザクラインコ飼いさんがいたり、直ぐに意気投合しました!

Vixen 双眼鏡 アトレックII HR8×32WP

ビクセンの双眼鏡とケース。
ビクセンの双眼鏡とケース

触れ合い探鳥会の時、野鳥を守る会の方からお勧め頂いた双眼鏡を購入し、この日初めての使用です。初めての自分の双眼鏡で見る野鳥は格別です!とても明るく鮮明に野鳥を見ることができました!

ビクセン(Vixen) 双眼鏡 アトレックIIシリーズ アトレックIIHR8×32WP 14723-6 ブラック

この日、新しい双眼鏡で見ることができた鳥たち

セグロセキレイが田んぼを歩く様子
田んぼを歩くセグロセキレイ

初めて買った双眼鏡に初めて入った記念すべき鳥は、セグロセキレイでした!しかも3羽一緒に!可愛い!!ハクセキレイとの見分け方は、以下の通りです。

セグロセキレイ胸から頬、背中の黒い部分がつながってる
ハクセキレイ胸から頬、背中の黒い部分がつながっていない
モズ。黒色の過眼線があるオスと、お腹にウロコ模様があるメス。
モズ。オスとメスの見分け方。

お次はお馴染みのモズです。オスとメスそれぞれ見ることができました!男の子はマスク・オブ・ゾロの様な、かっこいいマスクをしていて、女の子はマスクなしの胸から下がウロコ模様です。可愛い容姿とは裏腹に肉食で、はやにえ4をする鳥として有名です。肉食の鳥特有の、クチバシの先のカーブまで、はっきりと見ることができました。

まめさうるす
まめさうるす

捕食者側の鳥は、比較的高い位置で下にいる獲物を探していて、ジッと動かないことが多いので見付けやすいことに気が付きました!モズ、本当に可愛い!推しの鳥です!

大空を優雅に舞うトビ
大空を舞うトビ

頭上から微かに『ピーヒョロロロロ』と聞こえてきました。上を見上げるとトビが優雅に上空を飛んでいました。トビは、上昇気流を利用した帆翔(ソアリング)という飛行方法を採用しています。そのため、ほとんど羽ばたかずに飛ぶことができます。その様子がとても優雅でカッコ良くて、いつまでも見ていたいと思いました。

まめさうるす
まめさうるす

双眼鏡を覗き込み、上空のトビを追いながら思わず『カッコイイ...』と、つい心の声が漏れていました。すると、近くにいた野鳥を守る会の方が『初心を忘れないようにしないとな』と、自分に言い聞かせるように呟いていました。恐らくトビはよく見かける、珍しくない鳥だからなんだろうなと思いました。

水鳥たち。カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワアイサ、オオバン、ヒドリガモ、オカヨシガモ、マガン、ユリカモメ、アオサギ、マガモ、カワウ
水鳥たち

この日もたくさんの水鳥たちを見ることができました。魚を捕食するところや、水草をついばんでいるところ、カワウが羽を乾かしているところなど、色々な鳥の様々な仕草は、見ていて飽きません。

先端に器用に止まるノスリ
ノスリ

初めて見たときは、こんなに身近に猛禽類がいることを知らなかったので、びっくりしました。ノスリもお馴染みメンバーみたいです。この日は移動中の車の中から見ることができました。

探鳥会のあと

はじめましての私たちは、皆さんの前で、一人ずつ今日の探鳥会の感想を発表しました。感想を述べた後の皆さんの反応が優しくて、暖かさを感じます。

アホウドリの悲しい名前の由来

アホウドリの親子
アホウドリの親子

絶滅危惧種のアホウドリの保全活動をしている方のポストカードを頂きました。アホウドリの名前の由来がとても悲しかった。アホウドリは、19世紀後半に乱獲されていたようですが、人の存在を知らなかったアホウドリは、人が近づいても全く警戒しませんでした。全く警戒せず、逃げることをしないこの鳥をアホウだといって、大量に撲殺していたのだそうです。

まめさうるす
まめさうるす

この美しい鳥が、日本の海上を大群で飛び交う姿を見てみたい...。

地元のお野菜

人参とカブ
たくさん頂いた人参とカブ

参加者の方からお野菜を頂きました。採れたての新鮮野菜、とてもおいしく頂きました。野鳥を通じて、人と人との繋がりが生まれることが喜びの一つでもあります。

最後に

定例手賀沼探鳥会、最高でした。双眼鏡も買ったことだし、野鳥観察は生涯の趣味になる予感しかしません。年齢も性別も超えて、鳥が好きということだけで繋がれる、バーダーたちとの関係がとても心地いい。これからたくさん勉強して、野鳥の知識を深めてカッコ良いバーダーになりたいなって思います。

脚注

  1. ジャパンバードフェスティバル(Japan Bird Festival/略称:JBF)は、千葉県我孫子市手賀沼周辺にて行われる、鳥をテーマにした日本最大級のイベント
  2. 1972年に設立された千葉県で最初の野鳥愛好団体
  3. 一人でも親子でも誰でも無料で参加できる探鳥イベント
  4. 捕まえた獲物を木々の枝先や有刺鉄線などに突き刺して、長期間そのまま放置する習性のこと。

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